ミネラルとは、天然に産する化学組成を有した無機質的結晶質の鉱物の事です。栄養学的に言えば、糖質・脂質・タンパク質・ビタミンと並ぶ5大栄養素の一つにも挙げられ、生命体が生きて行く上で欠かせない自然界に存在する貴重な栄養素です。しかし現在、ミネラルは野菜等でも含有量が減少しているとされ、普段の生活では摂取しにくいのが現状です。
このミネラルを、身近なものから製造できるとしたらどうでしょうか。㈱岩本では、もみがらや間伐材、各種食品の製造工場から廃棄される残渣などのバイオマスを利用しミネラル炭を作り出す機械を開発致しました。それがミネラル炭製造機スーパーストーンクリーン530です。
燃料を「原料」兼「エネルギー源」として、土壌改良剤・水質改良材として注目を集めている「ミネラル炭」を製造しながら、その排熱を利用してお湯を沸かし、ボイラー等に費やしていたガス代・電気代などのコスト削減が可能になります
ミネラル炭を作りながら排熱で沸かしたお湯をもちいて、給湯・暖房で施設の運営コストを下げ、かつ、ミネラルを豊富に含む「ミネラル炭」を使用して野菜や果物、鶏そして卵などを生産すれば、付加価値の高いテーマパークやレストラン、旅館、グループホームなどを運営する、「地産地消の時代」を象徴するような新しいエコビジネスモデルの構築も可能になります。
できあがったミネラル炭については、大手ホームセンターチェーンと提携しております弊社にて、買取も行います。
ミネラル炭製造機の特長
- ①ミネラル炭の生成
- 身近にある籾殻・麦殻・木材からミネラル炭を生成することができます。炭は植物育成剤、土壌改良剤、水質改良剤に使用でき、動植物も炭の力とミネラルの力で育成できます。籾殻・麦殻・木材は全世界どこでも有り、石油の様に購入する必要がありません。石油はCO2を発生させ副産物として何も残りませんが、ミネラル炭は高有価物となり販売ができます。
- 籾殻、麦殻等を炭にする事で、バイオ炭ができます。バイオ炭はCO2を固定します。(閉じ込める。)現在各国で行われている籾殻発電は灰になるため、二次公害があり問題となっています。焼き畑農法で灰にする国がありますが、これらとバイオ炭を組み合わせればCO2を固定する炭の販売ができる事になります。炭1tで3.7tのCO2を固定する事ができます。
- 外炉へ常に磁気空気を入れる事で、ダイオキシンと燃料コストそれぞれを軽減する事ができます。このミネラル炭製造機は、なんと0.075ng-TEQとなりました。(日本の基準値は5ng以下、中国・アメリカは1ng以下とされています。)
- 排熱で温水・温風を作り利用する事ができるため、温室・鶏舎の暖房や床暖房、風呂等に使用できます。